こんにちは、トメです。
今日は、私が転職を考えるきっかけとなった、山崎元さんの動画をご紹介したいと思います。
山崎元さんとの出会い
山崎元さんについては、以前の記事でも少しだけご紹介させていただいたのですが、前の勤め先で確定拠出年金制度導入が決まり、初めて投資について考えたときに、山崎さんの本を読んだことがきっかけでした。
その時に読んだのは以下の2冊の本(2015年時点のもの)でした。
今や新NISAの影響でオルカン投資などが一般的になっていますが、私が投資を考えはじめた当時は、まだ投資がそこまで一般的なものではありませんでした。
私自身もそれまで投資と無縁な生活を送っていたのですが、勤め先が確定拠出年金を導入した関係で、自分で年金の運用商品を選ぶ必要に迫られ、初めて投資を自分事として向き合うことになりました。
当時の私は投資は怖いもので、騙されやすいもの、というイメージを漠然と持っていました。
そのため、確定拠出年金の運用商品の中で一番おすすめされているバランス型の投資信託(債券や株式等が組み合わさったもの)を選ぶことについて漠然と怪しいと感じており、少し知識をつけようと投資に関する本を探す中で、山崎さんの本に出会いました。
山崎さんの本を読み、投資について学び、自分でもNISAで運用をしていく中で、私は山崎さんのコメントを参考にしたいと思うようになりました。
それは、山崎さんの理にかなったことを、特に虚栄を張るわけでもなく、平易な文章で伝える姿に、好感をもった為だと思います。
山崎さんのYouTube動画
そんな中、ある時山崎さんがYouTubeで動画を上げられていることを知りました。
気になっていくつか参考に見ている中で、今日ご紹介したい動画を見つけました。
動画の中でもコメントされていますが、2021年9月に、サントリーHDの新浪社長が「45歳定年説」を提言したことが話題になっていました。
「45歳」というのは、30代よりは体力は衰えつつあるものの、まだ十分に動け、また知識経験も身に付き、社会人としてはまさに脂が乗った時期ではないでしょうか。
そのような「45歳」を節目として、山崎さんが「45歳からセカンドキャリアを考え始める」という提案をされていることが印象的であり、結果とし私が転職を意識し始めるきっかけでした。
動画を見たときの私の状況
私自身は、新入社員で入社した会社にずっと勤めていました。
周りのメンバーにも恵まれていましたし、仕事にも慣れて、安定していたと思います。
会社を辞める必要性を、正直その時は感じていませんでした。
ただ、当たり前ですが、いつかは会社を辞める時が来ます。
例えば60歳まで仮に勤めたとして、定年退職をすることになった時に、それから先私はどうやって生きていくんだろう?
それまでは、定年後は念願の働かなくて良い生活を手に入れて、日々読書を楽しむことをイメージしていました。
それで良いと思っていたはずなのに、動画を視聴して、改めて考えてみた時、漠然とした疑問と不安を覚えました。
そんな疑問と不安を抱き、折に触れてそのことを考える中で、「できれば早いタイミングで、今勤めている会社を離れて、今後の生き方を考えたい」と思うようになりました。
今後を考えるためであれば、必ずしも勤めている会社を離れる必要はなかったとも言えます。
人によっては、同じ会社に勤めたまま、考えることもできるとは思います。
ただ、私の性格を考えると、同じ場所にいると何も考えず60歳を迎えるのが目に見えていました。残念なことに、私はとても怠け者なのです。。。
そんなこともあり、一度環境を変えた方が良いと考え、勤めている会社をどこかで離れるためにも、転職をしてみようと思うようになりました。
転職してみて、思うこと
仕事の関係もあり、動画をみてから1年以上たった後、私は転職しました。
実際に元の会社を離れてみて、なにかキャリアについて答えが見つかったかというと、現時点でではまだ見つかっていません。
ただ、これからどうするかを、考える時間は増えたと思います。
それは、長年勤めた会社から離れたことにより、会社と自分をより切り離して考えるようになったからかもしません。
あるいは、以前より労働に拘束される時間が少なくなり、考える時間が手に入ったからかもしれません。
もっと単純に、転職によってもたらされた大きな環境の変化により、考えざるを得ない状況になったからかもしれません。
転職による環境変化は大変な部分もありましたが、40代のうちに転職という変化を経験してし、これからの生き方について向き合う時間が持てたのは、良かったと思っています。
例えば、60歳定年を迎えたときに、これを突きつけられたらと思うと、もっと大変だったのではないか、と思うからです。
山崎さんのおかげで早めに動き出せたので、これからも色々模索していきたいと思います。
もしよければ、山崎さんの動画見てみてくださいね。
また、以前の記事で山崎さんについて少し書いていますので、お時間があれば読んでいただければ嬉しいです。
では、今日はこの辺で・・・。