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ニュージーランドへ行った時の話14 ルートバーン・トラック参加の持ち物と事前準備

こんにちは、トメです。

今日は、ルートバーン・トラックへ参加した時の持ち物と、ツアー参加前に行った事前準備について書きたいと思います。

 

基本的には、Ultimate  Hikesから提供される持ち物リストを参考に準備します。

ただ、その記載の中で私が迷ったものについて、書いていきたいと思います。

 

・靴(履いていくもの):

直前まで、ミドルカットの登山靴を買うか悩んだのですが、結局以前別の旅行用に買った、以下のトレランシューズで行きました。

ルートバーン・トラックはそこまで高低差があるトレイルではないので、ローカットシューズでも問題ありませんでした。

ただし、普通の街歩き用のスニーカーは避けた方が良いと思います。

また、しばらく使っていない登山靴を持って行く場合には、ソールの状態を十分確認することをお勧めします。(途中で、ソールが剥がれて、テーピングで固定している人がいました。)

 

・下着類、靴下、着替え;

ルートバーン・トラックだけであれば、着用しているもの以外に、着替え用の1組があれば大丈夫です。毎日洗濯できます。

私は、1組の着替えを、ロッジの部屋着兼寝巻きとして使い、行動着は毎日洗濯し同じものを着ていました。

 

・フリース、ダウン:

私が行ったのは11月上旬で、朝晩は1桁台の気温になる時期でした。

11月上旬の場合、薄手のフリースはあったほうが良いと思います。

一方で、ダウンは持っていきましたが、結局最後まで使わず、寒い時には、フリースの上にレインジャケットを羽織って凌いでいました。

ただ、体感は個人差がありますし、すごく寒くなる可能性もあるので、余裕があればダウンは持って行くと安心かもしれません。

 

・レインコート:

ぜひ、日本から上下に分かれたものを持っていくことをお勧めします。

Ultimate Hikesでも無料で貸出してくれるレイコートはあるのですが、貸出サイズは1サイズ(XL?)で非常に大きく重たいのと、上下セパレートではなく、膝上くらいまでが隠れるレインコートでした。

持っていない場合は、Mizunoのレインウェアが他のブランドメーカーと比較して安いながらに必要な性能がある、と富士登山時に読んだことがあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

・水筒:

Ultimate Hikesの持ち物リストでは1Lの水筒の持参が推奨されていますが、ペットボトルを持ってきている人も多かったです。

また、1Lの容量についても、トレイル中に現れる川の水を汲んで飲めるので、1L未満の容器でも、そこまで問題にはならないと思います。

 

・トレッキングポール:

持ち物リストでも、また事前の説明会でも、トレッキングポールの持参を強く推奨されています。現地でも$10/日でレンタル可能ですが、私は持っていきませんでした。

私は以前富士登山などで借りたことがあるのですが、使ってみてもどうも楽になっている感覚が得られず、むしろ手が塞がって邪魔、という印象でした。その時は結局途中からずっとザックにさしたまま、使話無くなってしまったという経験があります。

トレッキングポールがなくて唯一不安だったのは、残雪地帯を下る必要があった100mくらいの坂道だけで、それ以外は特に必要性は感じませんでした。

なので、歩くのに不安がなくて、普段使ってないのなら、敢えてトレッキングポールはなくても大丈夫です。

ただ、日頃運動をあまりしていない方は、保険として現地でレンタルしても良いかと思います。

 

・ゲイター(スパッツ):

こちらは、強いこだわりがないなら、持っていかなくて良いと思います。

雨が降ると、川の水が増水して、足のすねのところくらいまで川の水に浸りながら、道を進むことになります。結果として、ゲイターはあってもなくても変わらないくらい、靴の中も水浸しになるので、個人的にはこちらはなくても良いのではないか、と思います。

 

・水着:

1日目のロッジのそばに湖があり、泳ぐことができます。

泳ぎたい場合には、持って行くと良いと思います。(私は持っていきませんでした。)

 

・ランチボックス:

持参することを説明会で推奨されますが、なくても問題ありません。

現地では、サランラップと、軽い防水が施された紙袋を現地で提供されます。

 

・軽量の履物:

私は、ビーチサンダルを持って行ったのですが、もし次行くなら、ビーチサンダルではなく、靴下のまま履いて、街を歩けるKeenのサンダルとかを持っていくと思います。

この履物は、主にロッジに着いた時にロッジ内を歩くときに使うのですが、ロッジ内を歩く分には、ビーチサンダルでも問題はないです。

ただ、私が参加したツアーは最終日が雨だったため、帰り道に素足にビーチサンダルでは時期的には寒く、濡れた靴をホテルまで履くことになりました。結構、辛かったです。

 

・洗面用具:

ロッジにはシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、タオル、ドライヤーなど、基本的なものはあります。化粧水、メイク落とし、歯磨き等はないので、これらは自分で持参する必要があります。

なお、山の中にあるため、提供されるシャンプー等は、自然に優しそうな感じのものです。なので、こだわりがある場合は、好きな物を持参した方が良いかもしれません。

 

・シーツ:

持ち物リスト上、UltimateHikesが貸してくれるけど、重たいから、シルク製のものを持参することが推奨されていました。

ただ、実際私が行った時は、各ロッジにシーツは置かれていて、特に持ち運ぶ必要はなかったです。

今後変わるかもしれないですが、気になる方は事前に、シーツはロッジに備え付けられているのか、事前に受け取って自分のザックに入れて運ばないといけないのか、確認してみることをお勧めします。

 

・虫除け(サンドフライ対策):

ニュージーランドには「サンドフライ」という血を吸う虫がとても厄介、という記事がたくさん出てきます。

私は日本でも蚊に刺されやすいこともあり、サンドフライのこともとても恐れていたのですが、11月上旬はまだサンドフライの活動が活発になっていない時期らしく、一度も被害に遭うことはなかったです。

なので、サンドフライの被害に遭いたくないのであれば、11月上旬の旅行はおすすめです。

ただ、サンドフライではないかもしれないものの、トレイル中に虫はそれなりに飛んでいました。なので、私はスーパーでハーブ系の良い香りがする虫除けオイルを買って、道中気が向いたら、日焼け止めと虫除けオイルを塗って気をつけるようにしていました。

 

・ザック:

40Lのザックを前日の説明会の際に無料で貸してくれます。

私は自分のザック30Lで行きましたが、貸し出しザックを使っている人の方が多かったです。

 

ここまで荷物のことで、気になったことを書いてきましたが、最後に、行く前にぜひ行ってほしい事前準備を一つ。

それは、普段山登りをしない人は、低山でいいので、2、3回登ってから行くこと、です。

 

私は、日頃趣味でランニングをするので、運動はある程度しているつもりだったのですが、それでも登山だと使う筋肉が違うためか、練習で登った低山でもひどい筋肉痛になりました。

現地でしっかり楽しむためにも、街を歩くだけではなく、低山でも山を歩くことを練習してから行くと、一層楽しめると思います。

 

ただ、普段登山をしないと、どの山に登るかも決めづらいですよね。

私も山の知識は乏しかったので、とりあえず本屋に行って、以下の本を買ってコースレベル★→★★→★★★と、徐々にレベルをあげて3つの山を歩いてから臨みました。

おかげで、日本では筋肉痛になったものの、現地では筋肉痛にもならず、楽に歩くことができました。

ぜひこれから行く方は、ご近所の山をいくつか歩いてから向かわれることをお勧めします。

では、今日はこの辺で・・・。